加茂周監督が就任した1994年から、ワールドカップへの準備は始まっていた。 95年、96年と、親善試合を重ねる中で加茂ジャパンは自らのスタイルを確立してゆく。 97年の第一次予選では、オマーン、マカオ、ネパールと対戦。 順調に勝ち越していったものの、オマーンとの最終戦では引き分け、課題を残した。 |
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終わってみれば3勝2分、岡田監督は不敗の名将として一躍時の人となった。 ところで、なぜか彼には親しみやすいイメージがあるようだ。 眼鏡をかけたいかにも日本人っぽい(?)ルックスのせいだろうか。 スポーツ新聞などでは、ジャージ姿が話題になったりする。 が、彼は単なる浪花節人間ではない。 あくなき情熱とクールな分析力を兼ね備えた本物の監督である。 そして今、日本中が彼率いる日本代表に注目している。 時の人「岡ちゃん」の進撃は本大会でどこまで続くのだろうか。 |