さる1月31日(土)午後2時より、日本を代表するグラフィック・デザイナー長友啓典先生を東京よりお招きし、「第16回桃陰文化フォーラム講演会・私の歩んだ道」が、視聴覚教室で開催されました。 長友先生と同期の高校10期の方々を始め、ラグビー部・美術部の現役・卒業生や生徒・保護者など100名近くの聴衆が、先生の滋味あふれるお話に聞き入りました。 同窓会の頓宮副会長による講師紹介の後、先生は常盤小・文の里中・天高と地元育ち、お二人のお兄さんも天高生だったこと、在学時代の思い出ではラグビーしかなく、成績はいつも下位で顧問の宇野先生に迷惑をかけたこと、しかし全国大会や国体などさまざまな大会を経験でき、団結力やチームスピリットを学び「one for all. all for one」の精神の大切さを身につけたおかげでどんなにつらいことでも乗り越えられる自信を得たことなどを皮切りに、百周年記念事業・「丘をつくる百年」でのポスター100枚をスライドで流されながらこれまで歩んでこられた道をお話くださり、また母校の常盤小学校を訪れられたときのテレビ番組「課外授業 ようこそ先輩」のビデオを映しながら「じっと見ること」の大切さを訴えられました。何回も口にされた「一に体力、二に体力、三、四がなくて五にセンス」という生徒たちへのメッセージや、「自分は運がよかった。」という謙虚なお言葉が特に印象に残った講演会でした。 長友先生をはじめK2のスタッフの方々にもあらためてお礼を申し述べます。ありがとうございました。 |
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