59期生宿泊研修 報告

2年学年代表 柿本 茂昭

 進路学習を基盤にした「総合的な学習の時間」の一環としての宿泊研修旅行に様変わりして二年目の今年、59期2年生は10月4日(火)〜7日(金)の3泊4日で長野・東京方面に行ってきました。 

 4日朝、7:30に新大阪駅集合、定刻にほぼ全員が揃い、学校長・学年代表の挨拶の後、のぞみ118号に乗車、名古屋で10:00発のワイドビユーしなの7号に乗り換えました。クラス活動の日なので2組は中津川で、5・8組は南木曾で、1・3・4・6・8組は塩尻でそれぞれ降車、黒曜石ミュージアム・赤沢自然休養林・博物館・妻籠・チロルの森・オルゴール美術館等など思い思いの活動を楽しみました。6時までにどのクラスも宿舎に到着しましたが、期待していたキャンプフアイヤーは昼過ぎから降り出した雨のため、順延。急きょ、大広間・ダンスホールを使ったクラスレクリェーションに変更しましたが、どのクラスも結構盛り上がり楽しんでいたようです。

 5日6時起床、今日は一日グループ活動の日、外は小雨。皆のため息が聞こえるようです。別所温泉・諏訪湖・清里・軽井沢・上高地・松本/穂高・戸隠/長野と、七コースバス8台で8時過ぎ出発、信州は広く、上高地のように雨にほとんど会わなかったコースもあれば、しっかりと降られたコースもあったようです。あらかじめ提出済みの計画通り、ほぼ順調に回れたとのこと。特別企画としてのSSH交流/諏訪清陵高校訪問も、ロボット操作やあしび山荘周辺の環境調査の資料も披露でき、充実した交流だったと思います。
 なにぶん50近くの班活動なので、事故がなければと念じていましたが、6時過ぎ無事全員宿舎に帰りほっとしたことです。しかし、Ten−Nabi委のレクリェーション担当者はここからが大変。キャンプフアイヤーができないので、急きょ宿舎内でフオークダンスをすることになりました。全員、ゲームで楽しんだ後、小一時間館内をぐるぐる回りながらのダンスは前代未聞ですが、かえってよい思い出になったのではないでしょうか。

 6日6時起床、霧のような雨。東京への移動の日です。先発・後発の2グループに分かれ佐久平に向かいます。バスで出発しようという頃、ようやく白樺湖がその全容を現してくれました。お昼に東京に到着、大学と研修施設を一つずつ回るという計画で、東京大学(56期西川治君案内)・早稲田大学、警視庁(18期奥村警視総監講話)・国会議事堂(37期鶴保議員紹介)・水族館・西洋美術館・パナソニックセンター・フジテレビ等へおじゃまし、5時半までにシェラトン・グランデ・トーキョーベイへ到着。その大きさと豪華さに生徒たちは感激の面持ち。夜はテーブルマナー講習で本格的な仏蘭西料理を、ゆっくり味わいました。

 7日最終日、初めの2日間が恨めしく思われる快晴、大きな荷物は宅急便で送り身軽になって約5時間半、TDLとTDSに分かれ、アメリカ流エンターテナーを楽しみ、その後舞浜→東京へ国電で移動、のぞみ125号で帰阪しました。新大阪で解散式を行い、教頭・代表挨拶の後7時前に無事解散できました。

 この旅行を実施するにあたって、いろいろな方に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

なお、詳しい様子はこちら(59期生(長野・東京 2005年10月4日〜10月7日)をご覧ください。