平成17年度 芸術鑑賞会報告


さる6月16日(水)、三年ぶりの芸術鑑賞行事として大阪フイルハーモニー交響楽団による音楽鑑賞会が行われました。これは、天高在校中1回は本格的な演劇や音楽を生徒に体験してもらいたいという試みです。
当日は午前中短縮4限の授業を行い、各自昼食を取った後、三学年一千名近くの生徒がクラシックの殿堂福島のザ・シンフオニーホールへ向かいました。国語科主催の文楽や能の場合と同じく、本物を体験させるというのが天高の教育活動の基本姿勢ですが、この日も一流の管弦楽団の熱演に多くの生徒が感銘を受けたようです。

始めに校歌の演奏で開演、モーツアルトの交響曲第41番の演奏後小憩、途中指揮者吉田行地氏の軽妙な話術で楽器紹介や団員の中の天高出身者の案内があり、最後はビゼーの「カルメン組曲」で終了、吹奏楽部部長中田君と自治会文化委員長砂田さんの花束贈呈のあと、鳴りやまぬ拍手に答え「黄塵はるか」の合奏で終演となりました。