平成19年9月7日 <天高の樹木たち 桃陰の杜(6)>
8月21日〜31日の短縮授業も終わり、9月3日(月)から45分7限授業が始まりました。まだまだ残暑厳しい日々が続いていますが、この間、中学校教員対象説明会や恒例の水泳大会・課題考査・第2回天模試などの行事を終え、生徒たちは9日(日)の文展準備におおわらわ。朝早くから登校してクラスや部活の発表に備えています。 文展後も14日(金)が阿倍野区民ホールにて3年理数科によるSSH研究発表会(北野・大手前・住吉・泉北の生徒も一部参加)、20日(木)には卒業記念品やセンター試験についての3年保護者集会、10月4日からの宿泊研修(今年は北海道)を控え、26日(水)から始まる2年の前期期末考査と超特急「天高」号の驀進は続きます。 10月は2週連続の中学生向け学校説明会はじめ、外部での学校説明会も数多くありますが、学区再編後ますます高まる天高への関心や人気はうれしい限りです。より多くの方々に天王寺高校の教育のすばらしさを知っていただくため、教職員一同いっそう努力していく所存です。今後ともよろしくお願いします。 (6)「夾竹桃」〜南舘校舎の西沿いに一群の夾竹桃があり、6月はじめから9月の終わりまで桃色の八重の花を長く咲かせています。2・3年で授業しているときなど、2〜4組の教室の窓から3メートルほどに成長したその林が風になびくさまが涼しげに見えます。 葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に似ているところからの命名だそうですが、白の一重の花もあるようです。日本で一番古いという金岡団地の北側植え込みが、東西100メートルにわたり白と赤のボリューム感のある夾竹桃の「森」と化しているのは圧巻ですが、天高の「林」もなかなかのものだと思います。 こう書いていて、美空ひばりの隠れた名曲だと私がかってに思っている「夾竹桃の咲くころ」という古い歌を思い出しました。(ご存知の方がおられるかどうか。) 太田裕美(ご主人が天高卒業生)の「木綿のハンカチーフ」の先取りともいうべき優れた歌詞は中村メイコ、バラード調の曲は夫君の神津善行だと知ったのは最近ですが…。 |