7月6日~15日、イスラエルのテルアビブで開催された第50回国際物理オリンピックで、天王寺高校3年生池田紘輝さんが銀メダルを獲得しました。
このオリンピックは、物理学に対する若者の関心と能力を高め、物理教育の一層の発展をめざすもので、1967年ワルシャワで第1回大会が開かれました。参加資格は、20歳未満で高等教育を受けていないことです。成績優秀者に対しては金メダル(参加者の上位8%)、銀メダル(金に次いで17%)、銅メダル(金・銀に次いで25%)が与えられます。今回、世界87カ国から360名の若者が集まり、理論問題・実験問題をそれぞれ5時間かけて解答するとともに、様々なイベントを通じて交流を深めました。
16日に帰国した池田さんは、すっかり元の天高生活に戻っています。受験勉強に勤しむかたわら、7月後半に実施される校内球技大会にむけてクラスメートと練習に励んでいます。
今後、池田さんに次ぐ生徒がどんどん出てくれることを期待しています。