桃の露-第4号-文武両道! 62期生宿泊研修 記念タオルができました! 「月刊現代」の取材を受ける

2008.10.22発行  第4号

10月14日(火)後期が始まりました。直前に北海道での宿泊研修(修学)旅行を終えた62期2年生も元気な姿を見せ、全学年が体育館に一堂に会し、校長や田中生指部長の話に耳を傾け、この間のクラブ活動の成果に対する伝達表彰を祝いました。

【今号の内容】
文武両道! / 62期生宿泊研修 / 記念タオルができました! / 「月刊現代」の取材を受ける

文武両道!
この時期は、各運動部にとっても公式戦のシーズンですが、今年は野球部が4回戦まで進出し、夏に甲子園に出た近代付属と対戦、善戦しましたが惜しくも4-2で敗れました。またサッカー部もよくがんばり5回戦まで勝ち抜き、強豪槻ノ木高校相手に雨の中健闘しましたが、残念ながら5-1の敗戦。しかし、両部とも今後に期待させる立派な戦いぶりだったと思います。

天王寺|020|000|000‖2
近大附|010|001|02x‖4

2回表
二遊間を抜けるヒット、死球で一・二塁とすると、右中間へのヒットで1者生還します。さらに、センター前ヒットで満塁とすると、四球で押し出し1者生還、計2点先制します。
2回裏
四球で出塁されると、盗塁、犠打、ライト前への適時打で1者生還されます。
6回裏
四球で出塁されると、盗塁、犠打、センターオーバーの二塁打で1者生還、同点とされます。
8回裏
レフトへの本塁打で1者生還されます。さらに、ライトへの二塁打で出塁されると、犠打、レフト前ヒットで1者生還、計2点追加されます。

この試合のために、毎日朝練をしたり、他の部活との関係や天気が悪くてなかなかグラウンドが使えないなか、工夫して頑張ってきました。そして、21世紀枠をもらってみんなで甲子園へ行こう、と気持ちを1つにして、この試合をすごく楽しみにしていました。チャンスもたくさんあり、どっちが勝ってもおかしくない試合でした。だから、涙を流さずにはいられないほど悔しかったです。しかし、ここでがっかりしないで、この負けを良い意味に考えて、新たな目標を持ち、またここからみんなで春・夏の大会に向けて、高校生活、勉強も野球も、全てのことに前向きに、そして、今まで以上に頑張っていこう、と誓いました。たくさんのご声援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願い致します。

一方、伝統のラグビー部は全国大会大阪府予選2回戦で優勝候補の一角を占める上宮太子と対戦、見事に22-5で破り<第1地区準々決勝>にこまを進めました。
次は10月26日に合同Nチーム(堺東・狭山)とあたりますが、おそらく勝ってくれるでしょう。続く11月2日に行われる準決勝が大きなヤマとなりますが、相手は名にし負う大阪朝高、大阪最古のラグビー部の意地をかけての奮戦を期待したいと思います。 上記以外のクラブも、天高の校風である「文武両道」を体現して励んでいます。怪我をしないよう気をつけながら、勉強に部活動に、二度と来ないこの秋の日々を大切に過ごして欲しいと願っています。

62期生宿泊研修
200810-001
夕張での研修の内容が朝日新聞道内版に掲載されました。
「大阪府立天王寺高校の2年生317人は同日午後、『石炭の歴史村』に到着し、石炭博物館の地下坑道や炭鉱生活館などを見学。旧市立総合病院の廃止後に公設民営の診療所として運営を引き継いでいる夕張医療センター理事長の村上智彦医師の話も聴いた。」

200810-002
以下は天高のブログからの引用です。
夕方から「ゆうばり市民会館」で、夕張希望の杜医療センター村上智彦先生の講演会がありました。その前に、財政破綻して使用できなくなった市民会館を市民の手で復活させたドキュメンタリーの映画など2本を鑑賞しました。村上先生は「夕張と医療」のなかで特に予防医学の重要性について強調されていました。

行程概要(3泊4日)
10月7日(火)
大阪国際(伊丹)空港(9:05発)→新千歳空港(10:50着)→夕張(クラス別研修,講演会)
→京王プラザホテル札幌泊
10月8日(水)
札幌ドーム(見学,講演会)→北海道大学訪問(模擬講義,ゼミ見学など)→札幌市街班別自由行動
→京王プラザホテル札幌泊
10月9日(木)
中山峠→ルスツリゾート→アクティビティ(ラフティング,ネイチャーツアー,乗馬体験など)
→キャンプファイアー→ルスツリゾートホテル泊
10月10日(金)
クラス別選択コース(洞爺湖,有珠山,小樽,登別温泉等)→新千歳空港(17:55発)
→大阪国際(伊丹)空港(19:45)

記念タオルができました!
姉妹校であるオーストラリア・ホランドパーク高校の他にも韓国・中国・台湾など、アジア諸国からの中高生の訪問が多い天高では、かねてから訪問生徒のお土産として記念となる品が欲しいという声が企画渉外部を中心に校内にありましたが、このたび同窓会に全面的協力を仰ぎ、すばらしい記念タオルができました。11月1日の同窓会総会でお披露目した後、希望する会員に販売、また今後生徒にも実費で販売する予定です。

200810-003

「月刊現代」の取材を受ける
さる10月17日(金)18日(土)の両日、東京から「月刊現代」の宮島英紀記者が同誌で連載中の「ライバル校物語 北野高校vs天王寺高校」執筆のため來阪、精力的に本校で取材されました。
校長始め、先生方や生徒へのインタヴュー、写真撮影、桃陰会館見学、天高説明会への出席など、「天高のすばらしさを全国に届けられるようしっかり学ばせてもらいたい」というお言葉どおりの活動だったと思います。
なお、論壇不振のあおりか、「月刊現代」は12月で休刊とのこと、この記事が伝統ある雑誌の掉尾を飾ることとなるようです。